木の都合も考えてみよう
実はたくさんなったり、枝振りのこじんまりとしたきは人間にとって都合の良い木ですが、自然にはあまりありません。
人間にとって都合のよい状態と、木の都合とは異なります。
支柱でがっちり固定すると・・・
幹が少し揺れる程度の支柱にすると、根も木の揺れに応じて幹を支えようとして必要な方向へ発達します。
根は養分を吸収するだけでなく、木を支えるために発達します。幹がしっかり固定されていると、根は幹を支えようとしなくなるので、支柱をはずすと簡単に倒れてしまいます。
植え付けるときに強剪定をすると・・・
植えたばかりの木は、初根のために多くのエネルギーが必要です。エネルギーとなる糖分は葉で作られるので、葉を切りつめすぎると根の細胞分裂のためのエネルギーも足りなくなってしまいます。
樹種にもよりますが、基本的に樹木は、根が切られるとされに対応した枝は自分で枯らします。人間がそれを予測して切ることは困難です。植えるときは枝や葉をなるべく多く残しましょう。
ひこばえの出る理由・・・
ひこばえとは
枝や幹には、芽生えないまま眠っている芽があります。この芽を休眠芽(定芽)といい、木のエネルギーが不足してピンチに陥った時、芽生えます。根元から生えるのがひこばえ、幹からでるものを胴吹きと呼びます。
ひこばえや胴吹きが出ている木は、見苦しいと言われ、剪定されてしまいます。でも木はどうしてひこばえを出すのでしょう。
木のエネルギーが足りなくなり、急いで葉を出し、光合成をして補おうとしているのです。ですから、ひこばえや胴吹きを剪定したらいっそう気を弱らせてしまいます。
傷ついた場所の形成層は傷をふさごうとして盛んに分裂します。
これをカルスといいます。カルスは次の年、目や樹皮、場合によっては根になります。こうしてできた芽を不定芽といいます。
なるほど・てんとうむし
子どもたちに人気のテントウムシは、アブラムシを捕食してくれる心強い虫として知られていますが、テントウムシの仲間には、うどんこ病の菌を食べてくれるのもいれば、一方でナス科の野菜を食べてしまう厄介なものもいるのです。
ナナホシテントウ/ナミテントウ(星が2つは又は4つ) | アブラムシの大食い競争!! |
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キイロテントウ/シロホシテントウ | うどんこ病菌がだ~~~~い好き! ハナミズキやサルスベリの助っ人 |
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